とにかく整理しよう、タバコに火をつけた。
こいつはなにか知っているのかもしれない。
多分だめだろうけどメールに返信してみようタバコを消した。
空メールで送ってみた。
すぐに送信できなかったと表示するかと思っていたら送信しましたと表示された。
誰なんだこいつ。
送れるなら内容書けば良かった。
すぐに携帯はなった。

『ずいぶん返事くれるの遅いんですね。』

たったの一文だった。
俺のことをしってる奴?

『誰だお前』

すぐに返信した。

『竜也君あなたを私は知ってます。蘭ちゃんが何で自殺したのか知ってるんですか?』

何て返信すればいいのかすぐに頭に浮かばず手が止まる。まず誰だか知りたい。

『お前は誰だって聞いてるんだよ』

『私が誰かなんていい、蘭ちゃんがなぜ自殺したか知っているのですか?と聞いているんです。それに答えてくれなければ二度と返事はしません。』

そう言われたら俺は何も歯向かえない・・・
今何か知っていそうなこいつの言うことを聞くしかない。

「くそ!」

『何でかは知らない。』

そう答えるしかなかった。
情けない気持ちになる。

『やっぱりそうですか。私は知っています。知りたいですか?』

蘭が何で死んだか知っている?
一体なんなんだ?!

『何でお前が知っているんだよ!知りたくない訳ないだろ!」

『そうですよね。知りたいなら明日蘭ちゃんが通っていた学校の校門前に夜九時に来て頂けますか?一人でなくても結構です。』

『お前が来るのか?』

『はい。』

『分かった必ず行く。』

男か女かも分からない。一人で行くかどうするか・・・
迷った答えは優に来てもらおう。優に電話をした。