「よし、次は装備品を身につけての匍匐前進」
鬼島 剛の声で、新入隊員達が、うぇーっ、と声を上げた。
その声に。
「馬鹿野郎っ!!!!!!」
腹の底まで揺さぶられるような怒号が飛ぶ。
「お前達がこの程度で音をあげていては、被災地で要救助者は救助できん!ひいてはお前達の命さえも危うくなるんだぞ!」
反論のしようもない。
新入隊員達は表情を引き締め、駐屯地の地面を腹ばいで匍匐し始める。
「やれやれ…」
小さく溜息をつく鬼島。
「どうだゴロウ、今回の隊員達はモノになりそうだと思うか?」
彼が問いかけると、ワン!と一声。
鬼島の足元に寄り添っていた『相棒』は、頼もしく声を上げた。
鬼島 剛の声で、新入隊員達が、うぇーっ、と声を上げた。
その声に。
「馬鹿野郎っ!!!!!!」
腹の底まで揺さぶられるような怒号が飛ぶ。
「お前達がこの程度で音をあげていては、被災地で要救助者は救助できん!ひいてはお前達の命さえも危うくなるんだぞ!」
反論のしようもない。
新入隊員達は表情を引き締め、駐屯地の地面を腹ばいで匍匐し始める。
「やれやれ…」
小さく溜息をつく鬼島。
「どうだゴロウ、今回の隊員達はモノになりそうだと思うか?」
彼が問いかけると、ワン!と一声。
鬼島の足元に寄り添っていた『相棒』は、頼もしく声を上げた。