―ギューッ… …え?…嘘? 「葵…?葵だよね…どうして…?」 顔は見えないけど、この感触・匂いで 分かる。 …葵だ。 「らいか・・・。」 葵…。 どうしてだろう。 今、君に思いを伝えなければどこかにいってしまう 気がしたんだ。 「アタシ、まだ葵が好きだよ。あんな事あっても大好きだよ。」 今更なんだって怒られるかもしれない。 そんなの分かってて言ってるんだ。 本気…なんだよ。