「それじゃお願いするね」


恵が一人分の食べ物を渡すと奈津は駆け上がっていった



「働き屋さんだね、彼女」


拓がからかうようにいった



俺が受け答えする間もなく、奈津の叫び声が聞こえた………




奈津!!??