「ってか誰のお陰で助かったんだっつう〜の」


「それには感謝してま〜す。名探偵さんっ。でもこの暗号は解けないかもね〜」


軽い挑発。分かっているのに何故かのってしまう俺…



「んだとぉ、貸せっ!」


歩きながら二重に折られた紙をひろげた