慌てて近くにある電気スタンドに手をかけてから言った


「開いてるんでどーぞ」



扉はゆっくり開き始めた……



ゴクンと唾を飲み込む



……な……つ?


「なんだ奈津かよ、驚かせんなよ。どうしたんだ?」


「なんだとは何よ何だとは!!もぅ…!あのさ……」

恥ずかしそうに顔を俯かせた


「うん…?」



「一緒に寝てもいいかな?一人じゃ心細いしさ……」