さらに喋り続ける


「犯行前後から誰かしらがリビングにいた。こっそりの侵入も不可能、ましてやこの吹雪ですからね。
となるとこの中にいる誰かが、外部犯のせいにしようとわざと窓を割ったんでしょう」


「じゃ、じゃあよドアの鍵が閉まってたのはどう説明すんだよ。窓からは逃げれないのはわかったけどよ」


「それは…まだわかんないです」
タハッと笑ってごまかしたが達也にフンッと鼻で笑われてしまった