恵の叫び声を聞き続々と集まって来た


「おっおい真由美っ!!」
達也は顔を引きつかせながら駆け寄ろうとした


「入っちゃダメだ!!!」俺が大声で制止した


体をビクッとさせ、達也は立ち止まる……



「これは殺人事件だ!!」俺は告げた



「まっマジかよ……じゃじゃあこんなかに犯人がいるのかよ?」達也は一人一人の顔を覗き見る



「何いってるんだよ、このなかに犯人なんていないよね。きっと外から来た誰かだよね俊君?」拓が言った