「ドア破ろう。俊?だったかな。手伝ってくれ。中の真由美が心配だ」


「はい」


二人の掛け声でドアにぶつかるといきよいよくドアが開く







「キャー!!!!」


恵の叫び声が山荘に響き渡る


そこに広がる鮮烈な風景


真っ赤な雪が体を覆っていた


そう…真っ赤な真っ赤な血で