「うわぁ〜やっぱり何か言ったんじゃん、教えてよ〜」



「さあ〜な〜」


またもや素っ気なく答えた


「もういいしっ」



頬を膨らませぷいと前を向いた



あの時、あの地下に閉じ込められた時、俺の奈津への気持ちは確かなものだと感じた



愛しくて、愛しくて……



傍にいたくて……



ただ抱きしめたいと思った