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あのあと俺達は救助隊に助けられた



吹雪は嘘のように晴れていたのを俺は覚えている




「何ボーッとしてるの!!」



奈津が頬を指で突いた



「あっいやちょっとな……」



「山荘での出来事思い出してたんでしょ」



「まぁな」



素っ気なく答えた