「でも間に合わなかったのは事実よ!!」



美穂自身、自分をコントロールすることが出来なくなっていた



床に刺さっていたナイフを抜き取る



そしてこちらに向けてきた



「近付いたら殺す…」



じわじわと美穂は後ずさりして地下への階段を駆け降りていく