「どうゆうこと俊?」



俺の後ろの方で隠れていた奈津が口を割ってきた


「隠れてろっつったろ」



「だって……恵さんが犯人だなんて信じられないんだもん……」



「そうだよね奈津ちゃん。俊君が勝手に話しを考えたんだよね」



恵が手を伸ばし歩みよってこようとしたので、俺は目で威嚇して制した


「俺はまんまとあんたたち二人の演技にだまされたんだ



あの時、最初に鍵がかかっていたっていったのは恵さんあんただ



そして次に触れたのが龍さん