八嶋 恵さん!!!」



俺は確信をもった瞳で恵を見つめた



「なっ何いってるの俊君、私はただ奈津ちゃんが一人で2階にあがっていったから心配できたのよ」



恵は慌てて右手に握っていたナイフを隠した



「もうネタはあがってんですよ。素直に認めてください」



「俊君ってば人聞きが悪いねっ。私に殺しなんて無理なんだよ?真由美が殺された前後はずっと俊君達みんなとリビングにいたじゃない」