うぅ…寒い……



俺は寒さに身震いしながら起き上がった



血の生臭い匂いと、カビ臭い匂いが辺りを包みこんでいて、俺の鼻を刺激した



辺りを見ようと目を凝らすがそこは暗闇で何も見えない



「どこだここ……?」



俺は体を縮ませ寒さから身を守る