「あの記者って偽ってる人が怪しくないとは言えないけど、確信できたことがある」



「ねぇ〜勿体(もったい)振らずに教えてよ」



そういって何度も袖を引っ張った



「わぁ〜ったよ。まずあの人は故意的にこの山荘に来たのは間違いないと思う。今の話しを聞いてそう確信したよ。俺あの人にバックの中見せてもらったんだよ、いくら記者っつっても山頂にノートパソコンなんて持ってこねーだろ」