しょうがないからあたしはじっとしていた




あたしの髪の毛は見事に肩から少し上までの長さになった




「まぁまぁだな」




後ろから和哉の声がする




まぁまぁ?




こいつほんとわけわかんない!




グイッ




散髪されたと思ったら次は椅子から立たされて和哉に背中を向ける形になった




「今度はなんなの? ……!?」




和哉はあたしのスカートを巻き始めた




「ちょっ…和哉!」