あいつがくれたモノ
青春・友情
0
午呉 天瑠/著
- 作品番号
- 499956
- 最終更新
- 2010/12/12
- 総文字数
- 319
- ページ数
- 1ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 10
- いいね数
- 0
あいつは、いつだってヘラヘラ笑ってた。
そんな笑顔があたしは、どこかでうらやましかったのかもしれない。
あいつは、初めてあたしと出会ったときに言ってた。
「届かないモノを取るには、どうするか知ってる?」
あたしは、首を横に振った。
「ハシゴだよ。届く所までハシゴで登るんだ。ひたすら。ずっと」
「たとえ、そのハシゴが折れようともね。人生って、そういうものでしょ?」
そんな笑顔があたしは、どこかでうらやましかったのかもしれない。
あいつは、初めてあたしと出会ったときに言ってた。
「届かないモノを取るには、どうするか知ってる?」
あたしは、首を横に振った。
「ハシゴだよ。届く所までハシゴで登るんだ。ひたすら。ずっと」
「たとえ、そのハシゴが折れようともね。人生って、そういうものでしょ?」
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