夢月side
夢「ぐすっ・・・。」
私は悠の部屋を飛び出した後、
自分の部屋に向かった。
悠・・・。
キスされて・・・本当は嬉しかった。
けど・・・。
なんでキスしたの?
悠は私のことどう思ってるの?
ってそんな気持ちがあふれ出してきて・・・。
つい、涙がでちゃったんだ・・。
まだ私、『好き』っていってないもん・・。
キスって
お互いが本当に好きって時にするもんじゃん・・・。
突然キスするなんて・・・ひどいよ。
そんなことを思いながら、
私はまた、涙をぬぐった。
悠の部屋を飛び出したのは・・・。
泣いた顔をみられたくなくて。
見て欲しくなくて。
いやだった。
悠の気持ちが・・・
知りたいよぉ・・・。