悠side





「はぁ・・・はぁ・・・。」



俺は今、寮に向かっていた。






夢月・・・。



今日、休んだのって



俺のせい?


まだ泣いてるのか?



そう思ったら、





胸が苦しくなった。







望には・・・感謝してる。



なんであいつが急にそんなこといいだしたのかわかんねーけど・・・。





ってかあいつも


夢月のこと好きじゃなかったっけ?



・・・。


望の考えることはマジわかんねぇ。



そんなことを思いながら



気づいてみれば、寮の前だった。





ガチャン





寮はいつになくシーンとしている。




夢月・・・寝てんのか?


そう思うながら、俺は夢月の部屋へ急いだ。