「あのー、どちら様で

しょうか？」

俺は、新選組など知らな

いふりをした。

しかし、入ってきたやつ

が悪かった。

俺の部屋に入ってきたや

つは……土方！！

こいつは仕事に熱心だか

らしつこい。

すると土方は 大声で

沖田っていうやつを

俺の部屋に呼んだ。

「オイ！！どうなってん

だよ！ 本当にここで

あってるのか？」

土方は、沖田の胸ぐら

を掴んで、持ち上げなが

ら沖田に聞いた。

しかし、沖田は胸ぐらを

掴まれているのに、

怯えるどころか、笑顔

で答えた。

「土方さん、俺にあたら

ないでくださいよー。

それは見たって言うやつに

言ってくださいよ。」

沖田がそういうと、

土方は、掴んでいた手を

はなして沖田に

あいつを連れてくるよう

頼んだ。

すると沖田は、1分も

しないうちに あいつを

俺の部屋につれて入って

きた。