「さっさと出てきやが

れー!!ここに居るのは

わかってんだよ!!

鬼桜さんよ!!」

チッ

新選組か…。

聖也はあわてて言った。

「どどどうするんですか?

鬼桜さん!」

どうするんですか?って

逃げるか 変装 ぐらいしか

ないだろ!

逃げるのはしんどいから

変装でもするか、

「聖也!例のやつになる

から テメェは新選組の

足止めをしとけ!」

「わかりやした!!」

聖也は 扉を閉めて

新選組の足止めに行った。

さってと、例のやつを

するか、 あぁ?

例のやつって?

ああ、まだ説明してなか

ったな、例のやつとは、

俺は 依頼をする時に

髪をくくらずに伸ばして

裏をだすが、依頼のない

時は 髪を一つにくくり

眼鏡をかける。

今からなるやつは、

髪を一つにくくり

眼鏡をかけるやつだ。

あっこんなことしてる

場合じゃねぇーし!!

チッ 無駄な時間を

くっちまったか、急ご

っと、

……………………

「よし、で…「ここかぁ!

!?」

俺が言い掛けたところで

新選組の副長 土方 が

扉を蹴り倒して 入って

きた。