ここは夜光街

(やこうがい)

チチチ チュンチュン

二階 鬼桜の寝室

鬼桜「ん…。あ?もう朝か

…。」

ドタドタ バタバタ

下が騒々しい…。

「…さん……鬼桜さん!」
一人の男が階段を駆け上

がってきて、扉を

勢い良く開けて入って

きた。

「んだよ。聖也…?」

俺は…?なぜ 俺かって?

フッ そんなことどうで

もいいだろ?

おっと

紹介が遅れた。

今入ってきたやつが

聖也 (せいや)

みよじ なんてとっく

の昔に忘れた。

聖也はまぁ俺の

下っぱ だ 下っぱの意味

がわからない?

そうだな、雑用係な

感じかなー。


聖也は息を切らしながら

俺に話し掛けようとした

とき!!