昼になり、

俺が飯を食ってる最中に

聖也が、扉を勢い良く

開けて入って来て、

大慌てで言った。

「大変です!鬼桜さん!

のんきに飯を食っている

場合じゃありませんよ!」

あー、ウゼー。

「んだよ。ウッセー。」

「それが、ポストに

これが…。」

聖也が持っていたのは、

赤い封筒。

これは、

俺にたいする、侮辱

をあらわすもの。

初めてだ…。こんなもの

がくるなんて…。

「内容は?」

聖也は一瞬黙ると、赤い

封筒を俺に渡してきた。



まあ いい、自分で読む

か…。


………………。

あーあこれ、侮辱つーか、

脅しじゃね?

内容は簡単に言えば、

俺らが 総理の依頼を失敗

すると、俺らが殺される

って、感じかな?

俺は読み終えた

「オイ、聖也…封筒の

中身は見たのか?」