「よっしゃ!じゃあ2人ソフトな!
俺から委員長に言っとくわ!」
「ほんと?ありがとー」
タカヤ、ほんと優しい。
「ハルの意地悪!」
タカヤと武田くんがいなくなってから、ふてくされる優花。
「ふふ、ごめんね。優花可愛いんだもん!でもソフト一緒で良かったね!」
「うん!ありがとう。
でもさっきみたいにわかりやすいことしたら……
わかってるよね?」
冷たーく横目で私を見る。
「はっ、はい!」
さっきとは打って変わってブラック優花っ!!!
「5分経ったぞ!みんな席つけ~」
と言う呼び掛けに救われた。
私の席に来てくれていた優花は、
最後にもう一度私に睨みを効かせて自分の席に戻って行った。
ふぅー