(ハルちゃんは今日も朝から疲れた表情だ)


ハルは何故か知らないけれど


毎日深夜まで勉強している。


テレビを見る暇なんてないし


睡眠時間も少ない。


ミカは昨日のテレビの話や


お母さんからのへたくそなメールの話を


一生懸命おもしろおかしくはなしてあげる。


「お母さんね、玉ねぎ買ってきてって
それだけなのに
途中で英数入力になったみたいでね…」


「クスクス」


ハルの綺麗な笑顔は周りの空気を変える。


「はぅ~ハルちゃんの笑顔萌えます~ 」


「また変なこと言ってる」


「だって~」


「ミカは面白いねぇ」


「ほんと!?」


「?ほんとだよ?」


でへへ


地味な私をほめてくれる、認めてくれる


いつもは大人しいミカが自分を

さらけだすことができる。

大切な友達。


ハルちゃん大好き。