ヒロシは考える。


ジュンはどこからどう見ても


イケメンだ。


背はそんな高くないけど


純日本人のくせにハーフっぽい。


色素薄いし、下をむいたときの


まつげの長さや


綺麗なりんかくに綺麗なパーツが


完璧な場所におさまっている顔は


男の俺でも見とれてしまうほとだ。


それにしてもモナミちゃんが



一重まぶたの偽乳だと…


うんうん無理!


モナミちゃんはあのくりっとした目が


最強に可愛いってのに


無理だじぇ!


性格悪いのも可愛いからこそ許せた。



ランキングの入れ替えが必要だじぇ!


「考え事終わったか」


気がついたらジュンが車道側を歩いて


俺が車に引かれたり自転車にぶつかったり


死なないようにフォローしてくれていた。


考えに没頭し始めると


周りが見えなくなるヒロシの周囲は


危険がいっぱい!


ジュンはいつもさりげなく


ヒロシを守ってくれる。


「いつもいつもすまないねぇ」


「なにがだw」


俺はジュンが大好きだじぇ