なんだよコイツ‥


とりあえず無視だ‥無視。



それでもかわまず



男「大阪の空てさぁ、なんかどんよりしたん多いしこの青空はレアやでな~」


なんて言ってる‥



不審者や‥

ぜったいにっ!!


不審者。


ほっとこ‥

てかバイト間に合わん!!!


先輩にちょっと遅れるのメール出しとかな‥



‥‥‥‥‥‥

ん‥?
んんっ???



ケータイが。
な い っ !!!


やばいやばい!!!


男「どないしたん??」

まだおったんかいコイツ!!
今忙しいねん‥


男「なぁなんかあったんか?手伝おか?」


「結構です!!!!!」
コイツまじめんどい‥



それにしても携帯ない‥‥


どうしよ‥‥‥



途方に暮れてたそのとき‥


男「もしかして携帯?鞄中に絶対あるて!そんなでっかい鞄やし絶対底にあるわ!俺、鳴らしたるし番号教えて!!」


いやいや
口実やろ。


なんし繁華街。
キャッチ野郎が多い。


そんな誘いのりませーん。




‥なんて考えてる余裕もなく‥。



090*****‥‥


焦って番号教えてもーたあたし。



♪♪♪♪♪♪♪♪



あっ!


あった‥


携帯は鞄の底から出てきた。


男「よかったね♪んならまた電話かけるから出てね~」



やるやん、兄ちゃん!
じゃなくて‥

なんなんあいつ、
チャラっっ!!!!


初めはこんなグダグダな出会い。