いつもの場所とは
あたしたちの地元にある公園。
この公園は
冬でも話せるような部屋みたいな場所がある。
だから誰もいなければ
そこでガールズトーク。
真子とは中学からよくガールズトークをした。
あたし「あ、真子~!ごめんなーいきなり呼び出して~」
真子「全然大丈夫やで♪あたしも話聞きたかったしな!」
あたしたちは公園のなかの部屋に
入っていった。
真子「いきなり言うけどさ‥愛希は田宮っちのこと好きかわからんてゆーてるけど多少は気になってるんやで絶対。でないとあたしにこんな相談せんやろ(笑)」
真子のゆうことはあたってる。
けど、実は勇気がないあたし。
知られたくないから隠してたけど
あたしはかなりの強がりで勇気がない人間。
あたし「せやんな‥。」
真子「だからな、すぐ答え出す必要ないしゆっくり遊んでったら?」
あたし「‥確かにっ!真子ありがとうな!やぱ持つべきものは友達やわ!」
真子「いーえ♪さすがあたし!(笑)」
あたし「それゆわんかったらほんまかっこええヤツやのに(笑)」
真子「(笑)」
真子はやっぱり
あたしのことを
よくわかってくれてる。
ありがとうね。
それからも毎日
田宮くんと電話してた。
もう好きやねんな自分
ってわかるぐらいに
気持ちが膨らんでいた。
ただ‥
好きなんて気持ちは
初めてやから‥
どう伝えていいかわからんかった‥
ある日の電話。
田宮くん「今日近所の小さい女の子にめっちゃ好かれてしもてな、相手しとったら最後、おじちゃんて呼ばれてんて(笑)」
ズキ‥
なにこの気持ち
これが
嫉妬‥?
ないないない
しかも小さい子相手に
嫉妬とかあたしアホやん(笑)
ないないない。