なんやねんあいつ‥
なんでここまであたしに
こだわるねん。


いつもならスルーするのに
今回はなんか違う気がした‥



あ!せや!
だれかに相談しよ!!!

でもあたしは男友達が
1人もおらんから
相談する人は必然的に
女友達になる。



真子が一番あたしのこと
わかってくれてるしな。
電話しよ。



♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪



真子「もしもし!」


あたし「あ、真子~?今いける~?」




真子「全然大丈夫~!どしたん~?こんな時間に愛希が電話してくるとか!もしかして‥男できた?」




あたし「いや‥それとはちょっと違うんやけどな~」




真子「それとはって‥まさか!!!!愛希から男関係の話とかやばいっ!明日雪降るに違いない!!」




あたし「真子は早いねんて!(笑)まだなんもゆーてないやん!(笑)」



真子「でもそうなんやろ??」




あたし「まあ‥そんなもん‥」




真子「ほらほら~♪なになに~?」



やけに楽しそうな真子。


あたし「実は‥‥」




一部始終を話した‥



真子「まじかーい♪ウケる~~~~!(笑)」




あたし「いやいや、全然おもんないから!!真子さ、どない思う?ここはスルーがいいよな?」





真子「愛希さ、普段はこんなことあったら即無視するやん?でもあたしに相談してくるってことは多少彼を意識してんちゃう?」



‥‥‥‥
確かに普段のあたしなら
男が関わることは
めんどくさいからすぐスルーしてた。



やのに
真子に電話までするって‥



もしかしてあたし‥



いやいや、
そんなん認めへん!!


あたしがはっきり
喋ったこともないようなヤツに‥



ないない。



あたし「ありがとう、真子!夜遅くにごめんね!おやすみー♪」



真子「いや、ちょっ‥」


ピッ



また強制的に電話を切った(笑)