私はブログに今日の出来事を書き込んだ


****************************今日、とても雰囲気のいい素敵な場所を見つけました。
そして、そこで新しい出会いがありました。
一目惚れの片思いですが、一歩前へ進めそうです
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そう書き終えた頃に、料理が運ばれた
「お待たせしました」
マスターさんに<ゆき>と呼ばれてた男性が料理を運んで来た


「いただきます」

「どうぞ」


食事を食べながら男性は話しをしてきた

「若そうだけど、いくつですか?」

話すの恥ずかしいけど話さなきゃ//////
「20です」


「若いね、俺の妹も君と同じ年だよ」


「そうなんですか~…、妹さんも同じ年だなんてビックリです」



奥からマスターさんが出てきて
「<ゆき>にもそんな時代があったよな?」
男性に尋ねた

男性は恥ずかしそうに
「昔の話しをしないで下さいよマスター、あの頃の俺なんて恥ずかしい事だらけです/////」



私は食事をしながら質問をした
「<ゆき>なんてかわいい名前ですね(笑)」
その質問にマスターと男性は驚き、顔を見合わせて笑って、<ゆき>と呼ばれる男性が話した


「違うよ、俺はマスターさんには<ゆき>って呼ばれてるけど本名じゃないよ」

そう言って名刺を渡す

名刺に書かれていたのは
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レストラン"夜空"店員
幸宏
夜空があなたを癒やします

営業時間11時~14時、18時~21時
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と書かれている



「幸宏さん?」

「そうですよ、<ゆき>でもいいですけどなるべくこちらの名前でお願いします」

私は勇気をもって質問した
「幸宏さんは私より年上なんですか?」

「そうですよ、年は秘密ですけど…(笑)」

「意地悪ですね(笑)あの、年上の人に敬語使われると少し気持ち悪いんで、今はタメ口にしてくれませんか?」


幸宏さんは少し驚いた顔をした後に
「わかった」と答えた