私が目を覚ますと自分の病室にいた
「志保?気が付いた?」
目を覚ました私の目の前に由香がいた
後ろの方で、マスターさんと幸宏さんがいた
幸宏さんの頬は赤く、目も腫れぼったい……
窓の外は夜空に変わっていた
「ゆ…………か?私…いったい……」
「志保大丈夫?覚えてる……」
「私、幸宏さんと屋上に行って……薬物依存症の症状が出て…そのあと……」
ゾクッッ!!!!!
そうだそのあと、順がいたんだ……
「由香!!屋上に順が…あいつがいて…それで……それで…」
由香が私を抱きしめる
「志保、落ち着いて……順は屋上にいなかったんだよ…」
「えっ!?でも……」
「俺……外の空気…吸ってくる…」
「ちょっと!?幸宏…」
幸宏さんが病室を出て行き、そのあとをマスターさんが追いかけて行った…
「幸宏さん…どうかしたの?由香、何があったの?」
由香が屋上で起きた事を話してくれた…
私、幸宏さんを叩いたんだ…
「先生の話しだと、発作が激しくなって記憶障害が一時的に起きたんだって…だから今は大丈夫だよ…」
「由香…私、幸宏さんを叩いちゃった……幸宏さんに嫌われたよね?」
叩いたんだから嫌われるのは当然だよね…
「逆よ…」
「えっ?」
「兄さんに、嫌われてないよ…兄さんには口止めされたんだけどね
兄さんね志保が倒れて病室まで運んで、先生呼んだんだけどね
志保の目が覚めるまでずっと泣いててね、自分を責めてたの…」
「幸宏さん泣いてたの?」
「そう…自分が屋上行こうなんて誘わなければこんな事にならなかったって…」
「幸宏さんが悪い訳じゃない…私だって、行くって言ったから……それに、嬉しかったよ…久しぶりに外の空気吸えて…」
「兄さん…それで志保の顔見るのが辛くて、席外したと思う……」
「ねぇ由香…?」
「何?」
「私、この発作治したい……幸宏さんを傷つけちゃった…好きな人とキスできたのに…」
「志保、兄さんの事本気で好きになったの?」
「わかんない…わかんないよ由香…私、ヒヨコさんも幸宏さんも好きって気持ちなのかわかんない……」
2人が話しをしてるとマスターさんと幸宏さんが帰って来た……
「志保?気が付いた?」
目を覚ました私の目の前に由香がいた
後ろの方で、マスターさんと幸宏さんがいた
幸宏さんの頬は赤く、目も腫れぼったい……
窓の外は夜空に変わっていた
「ゆ…………か?私…いったい……」
「志保大丈夫?覚えてる……」
「私、幸宏さんと屋上に行って……薬物依存症の症状が出て…そのあと……」
ゾクッッ!!!!!
そうだそのあと、順がいたんだ……
「由香!!屋上に順が…あいつがいて…それで……それで…」
由香が私を抱きしめる
「志保、落ち着いて……順は屋上にいなかったんだよ…」
「えっ!?でも……」
「俺……外の空気…吸ってくる…」
「ちょっと!?幸宏…」
幸宏さんが病室を出て行き、そのあとをマスターさんが追いかけて行った…
「幸宏さん…どうかしたの?由香、何があったの?」
由香が屋上で起きた事を話してくれた…
私、幸宏さんを叩いたんだ…
「先生の話しだと、発作が激しくなって記憶障害が一時的に起きたんだって…だから今は大丈夫だよ…」
「由香…私、幸宏さんを叩いちゃった……幸宏さんに嫌われたよね?」
叩いたんだから嫌われるのは当然だよね…
「逆よ…」
「えっ?」
「兄さんに、嫌われてないよ…兄さんには口止めされたんだけどね
兄さんね志保が倒れて病室まで運んで、先生呼んだんだけどね
志保の目が覚めるまでずっと泣いててね、自分を責めてたの…」
「幸宏さん泣いてたの?」
「そう…自分が屋上行こうなんて誘わなければこんな事にならなかったって…」
「幸宏さんが悪い訳じゃない…私だって、行くって言ったから……それに、嬉しかったよ…久しぶりに外の空気吸えて…」
「兄さん…それで志保の顔見るのが辛くて、席外したと思う……」
「ねぇ由香…?」
「何?」
「私、この発作治したい……幸宏さんを傷つけちゃった…好きな人とキスできたのに…」
「志保、兄さんの事本気で好きになったの?」
「わかんない…わかんないよ由香…私、ヒヨコさんも幸宏さんも好きって気持ちなのかわかんない……」
2人が話しをしてるとマスターさんと幸宏さんが帰って来た……