レストランの一室で一人の女性が口を開く

「あの、私先輩の事が好きなんです////」
騒がしい店内の中、恥ずかしそうに私は話した

私の名前は志保
20才になりたてで、入社2年目その仕事ぶりは自分でいうのもおかしいけど、悪くはない。
身長は平均なみ、スタイルもまぁいいほう

私が告白した人は同じ会社の先輩である順さん
順さんは26才
スタイルバツグン、イケメンの人

そんな順さんに私は告白した……んだけど…

「ごめん俺、志保の事そういう風に見れない…」

その言葉を聞き私は「そうですか…。」と小声でつぶやいた

またかぁ~…なんで~



私は人見知りでなかなか他人に話すのが苦手…
特に男性と話すのは顔が赤くなるほどの恥ずかしがり屋






私は今まで、何人かの男性に恋をしたことはあるけど、恋が実った事はない……
片思いで終わるか、順さんのように告白してふられるかなのだ

つまり私はこの20年の間、彼氏がいない事になる……(-.-;)







順さんと別れた帰り道、私はふられたショックでいっぱいだった

恋をしてもふられるなら恋なんかしたくないよ~…

つい、そう思ってしまう私だった








私はふと、携帯を取り出した
最近私がはまっているブログのサイトへとアクセスする


私は普段の出来事をブログで書く事が最近の趣味で、コメントがなくても誰かが自分のブログを見てる事が嬉しくて書いている

私のブログでのネームは<空>
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今日、先輩に告白しました。でもふられてしまいました(泣)もう恋なんてしたくないです"
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そう書き込むと、私は携帯を閉じて家へと帰った



誰でもいいから今日の私の残念なブログを見て~↓


そんな事を思いながら夕焼け道を帰るのだった