結局、すべてを輝樹に言うと

「何で、春菜は
そういう事を ちゃんと言わないんだ?
何かあってからじゃ遅いって何度言った?」

説教 40分経過・・・

「だいたい 危機感が足りないって言っただろ?
すーぐ 信用して
流されて・・・ったく・・
だいたい、あのバカに叩かれた時だって・・・」

何か どんどん
違う方向に・・・

1時間経過・・・・・

「んで、明日
また来るって?」

ようやく 本題に戻り
説教モードから
開放された。

「う、うん・・・
明日 来る様な事言ってた」

「んじゃ、ちょうど良かったな」

・・・?

「ちょうどいいって?」

「明日 仕事休みだから
俺が こっそり
春菜達の様子見といてやるよ。
何か おもしれぇな。
絶対 俺がいる事言うなよ?」

「え?それは言わないけど
っていうか 明日休みなの?」

「あぁ、材料が間に合わなくてな、
2日くらい する事ねぇんだ。
よしっ、何か
こういうの楽しいな?」

楽しんでるのは
輝樹だけのような気がするけど・・・

「う、うん・・・」

と言ってる私・・・

楽しいとかよりも
何も言い切れない私を見て
また説教されるんじゃないかと
少し・・・ううん、
かなり心配の方が大きいんだけど・・・