俺は、手に持っている棒と聖水を握りしめた。


相手は、どんなやつだろう…。


俺は、カズヤみたく弓を使いこなしてるわけじゃない。


そして、リンが援護してくれてるわけじゃない。


俺は、勝てるのだろうか


そんなことを考えながら、ゆっくりとドアを開けた。


すると、会場にはアヤネがいた。


「相手は私だ。よろしくな」


…………まじか。