涙がおさまったころ、デイティが部屋に入ってきた。
デイティの後に続いて、カズヤとケイタ、ユミとアヤネが入ってきた。
「皆さん揃いましたね。では、全てお話します」
デイティは、悲しそうに笑った。
「まず、その紋章についてです」
俺たちは、皆で顔を合わせた。
そうだ…全ては、この紋章から始まったんだ。
「まず、カズヤ様とユミ様」
いきなり名前が呼ばれて、ビクッとした二人。
「あなたたちは、 “鍵”であることは分かりますか?」
「まぁ、薄々と気付いてました」
「私もです」
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