暖かい日差しがあたっている。
この匂い…知ってる。
でも、なぜだろう…
全身が痛くて、起き上がれない。
変わりに、目をそっと開ける。
「ん…。………誰」
目を開くと、目の前には女の人がいた。
彼女はニコッと微笑むと
「私は天使。天使のジェルです」
そう言って、もう一度柔らかく微笑む。
なんでだ…この笑顔、見たことある気がする…。
「ジェル。起きたか?」
後ろから、もう一人の男がやってきた。
「あ、起きましたね。俺はエン。ジェルと双子の天使です」
彼も微笑む。
無邪気な笑顔だ。
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