碧唯の家の近くの公園――




「碧、唯?
待っててくれたの!?」


「遅いじゃん」


「ゴメンね話込んじゃって…」






「いいよ、楽しかった?」

「うん!じゃあ帰ろっか」



公園から出ようとすると…






「まだ帰んない」


「え!?うおッ!!ちょっと」



碧唯は手をアタシの引いて
街の方に歩き出した。