「じゃあ実証してあげるよ」



そう呟いたアイツは、
いつの間にか倒れ込んだ三年の中
一人無傷で立っていた。





つぇ…




「こんな人らにそんなに
ボロボロされてアンタ弱いね」




そう吐き捨ててアイツは
校舎に入っていった。