けどやっぱりスリルより
防衛本能の方が上いってたな。






しばらくしたら俺は
地面に転がってる状態。





校庭だし校舎から
生徒が好奇の目で見てるわけで…


「はは、だせー…」







「本当にダサいよねアンタ」





目の前には誰かの足。
聞いた事あるかないかわかんねー声。




殴られていてぇ顔を上げれば
俺が絞めようと日々計画している
ターゲットが俺を見下ろしていた。