「はい」



碧唯が両手を広げる。






「は?」





「ほら、温めて?」




んなッ!!
首傾げて言わないでよっ







ギュッ






すぐ抱き締めたくなんだから!!





「温かいけど…
もっと温かくなる方法あるよ?」




碧唯がアタシの体を離す。




「え?何?」



「愛子ちゃん服脱いで」



「脱いで?」


「ヤる」






……




「昼間っから何抜かしてんだァァア!!」





「ダメ?」




だから首傾げるな!!
アタシそれに弱いの!!!




だけど、


「絶対にダメ!!!」




「ケチ」



「ケチじゃないわ!!」