帰り道は12月の 冷たい風のせいで寒くて仕方ない。 はぁ~… 早く帰って寝たい。 寝たい… 「あ!!今、目合ったのにー!!!」 「合ってない気のせい」 「相変わらず碧唯くんは!!」 梶谷亮が後を追ってくる。 「ついて来ないで下さい」 「用があったんだよ!! 愛子ちゃん元気?」