「華雷……好き……///」
私は直球にそう言った。
「僕も、舞華の事が好き。一人の女の子としてね?」
華雷はそう言って、イタズラっぽく笑った。
私、ここに住んでれば幸せになれる!
華雷がいれば怖くない!!
「華雷?」
「なに?」
「私もここに住みたい」
「いいよ。僕と使用人しかいないけどね」
「やった!」
私が喜ぶと、華雷は笑った。
もぅ、これで一人にはならないね。
大丈夫!
これで、毎日幸せに生きられる♪
双子のお兄様と一緒に居られる!
ううん。
私の大好きな人と一緒に居られる!
「嬉しそうだね?」
「だって、嬉しいもん♪」
「そっか。ねぇ?」
「なぁに?」
なんだろ?
頼みごとかな?
「キス、してもいい?」
キスね……。
って!
「き、キス?!」
「イヤ?」
「でも、私……」
「キス、無理にでもする」
そう言って、私の唇を奪った。
「……ん……!」