んで、俺は今大学がある王都に向かって電車に乗っている。


まぁ過ぎたことはしょうがないし

学費も生活費も出してくれるらしいし

それなりに平凡な収入で国No.1の大学に通えるんだ


他の奴等からしたら喉から手が出そうな程欲しい優遇


なのに、文句言っちゃ駄目だよな



村の最寄り駅から複数乗り換えて


漸く、王都に辿り着く。



俺は少しの荷物を持って

電車から降りた。