「っ…ぷはっ!」

結局、俺も水の中


「えへへ、あそこらへんが一番のスポットなんだ。」


そう言って沙希はさっきまでいた場所に俺を引っ張っていく。


そこは、丁度月の真下だった。



「ここで潜って、上を見上げるの。とっても綺麗なんだ。」


ソウデスカ


俺はもう半端やけになって、沙希に合わせていた。



「よ~し、せーのっ!」


沙希の合図と共に


俺は水の中に潜った。