「ヤッベ察だ…沙希、逃げんぞ。」

「う、うん。」

夏は私の手を掴んで走っていく。





ねぇ、夏



私と出会ってくれてありがとう





今日夏と出会ってなかったら



私達はきっと苦しまずにすんだんだ





だけど、私は今日のことを




後悔したことは、一度もないよーーー?