「沙希、無闇に喧嘩売ってんじゃねぇよ?」 夏は私にそう言うと、男達に向かっていった。 夏は簡単に男達を倒していく。 凄い…! 夏、喧嘩強いんだ 男達は観念したのか、金を置いて走り去っていく。 夏は中学生にお金を渡してあげた。 「…ありがと、夏。」 今分かった 私って、無力なんだな あんな現場見ても、自分の力じゃ何も出来ない 姫じゃない私には、何も…