「そんなこと無いよ。普通普通ー♪」 アイスを食べるのも、何故か凄く楽しそうだった。 段々俺は、コイツが楽しければそれでいい なんて感情が芽生えていた。 アレ…そういえば 「お前さ、名前何?」 瞬間、ソイツの手が止まった。 今思ったら、俺コイツの名前知らない そうか、向こうだけ強引に聞いてきて俺は聞く暇もないまま連れて来られたんだっけ? 「名前…沙、沙希!沙希だよ!」