「明日の流星群、150年に一度なの!?」


「あぁ。克也がそんなメルヘンチックな事言ってた。」



一緒に見たら、その人とずっと一緒にいられる



そのジンクスは何故か言えなかった。




「それじゃあ、本当に奇跡が起こりそうだね。」


キャメロンの頭を撫でながら


沙羅は小さく呟いた。




その時の沙羅の表情は、どこか切なそうで



俺は目を逸らす。






分かってる




俺の、本当の願いはーーー