でも私は卒業したら東京に就職するのが決まっていた。


東京に行く事は私の夢でもあった。



だからその事をいさむに話した。



いさむは「しょうがないね、あやが帰ってくるまで待ってるから」って言ってくれた。



私は嬉しかったのと寂しさとでいっぱいになり泣いてしまった。



いさむは私を抱き寄せて私が泣き止むまで抱きしめてくれた。